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「あらっ。朔?おはよ!珍しいわね!」
「はよ。」
これから健全男子を目指す。よろしく。
「アンナちゃんも一緒?あらあら!
うふふ!おはよ!」
「えへへ。おはようございます。」
「もうちょっとでできるから、
寛いでいてね!」
「何か、手伝えることありますか?」
「うふふ大丈夫よ。ありがとう。」
夜勤以外、毎朝早く起きてんだよな。
いつもありがとう。奏子。
「おはよ。」
「おはようございます!」
「二人とも、おはよう。」
同じスウェット姿なのに、ツジーとは
明らかに何かが違う。
ソファーで足を組む姿、
どんな格好でも優雅に見える。
今日もダンディだな。親父。
「······ツジーは?」
「急用ができたと言って、もう
出ていってしまったよ。」




