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18-14


しかし、副作用の頭痛と吐き気が

エグいらしく、それを貴也は承知の上で

服用し、克服している。俺は、

そんな苦しい思いをしてまでプログラムを

実施した友人を、尊敬した。


秘密だったとしても。

貴也は、つらいの一言も漏らさなかったから。



今、プログラムをクリアした貴也は、

吸血鬼本来に近い力を発揮できるらしい。


だから会長は、貴也の意思を聞くまで

警戒し、俺にカードキーを渡したんだ。

やっと腑に落ちた。


ただ、赤い目と血の匂いセンサーは

抑制剤の影響なのか働かないらしい。

血の匂いセンサーはともかく、

赤い目に関しては俺自身

いらないと思っているからな。

······お子さま脳だから、まだ

使い道が分かってないだけかもだけど。

でも後々、必要になるかもしれない。

使えるものは、使おう精神。心に刻もう。



捜査網の機動力は、俺と貴也。

そして指示役の乾さん。

貴也の監視でもあるけど、

この二人と一緒に行動とか、期待感しかない。


今夜から決行予定だ。






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