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18-2


ほわんと、いいにおい。


想像していたよりもシンプルだ。

綺麗に整頓されている。

全身が映る鏡とか、スキンケア類とか、

俺の部屋にないものばかり。



「こらこら朔耶くん。好きな子の部屋を

 じっくり見るなんて、いけない子だね☆」


指摘されて、ビクッとした。

しまった。つい。


ちらっと杏奈を窺うと、頰がほんのり赤い。


「あまり見ないでね······恥ずかしいから。」


「ご、ごめん。」


おおぅっっ······そのセリフはっ······

だ、ダメですよ、そんな顔して言うのはっ

······


「ははははっ!君たちは非常に

 ラブリーだな!美しい!

 ずっと見ていたくなるよ!フゥー!」



······ツジーがこの空間にいる事で、

色々と何かが緩和される。

いいのか、悪いのか。



「さぁ。遠慮はいらない。

 私など存在しないものだと思って、

 心ゆくまで味わってくれたまえ。」




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