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「な、なんでしょうか······」
俺だけ来るならまだ分かる。
でも、このおっさんとセットってなると
戸惑いしかないだろう。
「朔耶くんの吸飲行動を、
この目で確かめたくてね。」
「······えぇっ?!えっと······その······」
だよな。杏奈は、エロい感じに
メロメロになっちまうから、
恥ずかしすぎるよな。
「協力していただけないかな?」
「······重要なこと、なんですね?」
「無論。」
「······了解です。」
「So クール!」
ホントお前って、察する能力があり過ぎる。
「ごめん。勉強の邪魔して。」
「ううん。もう終わろうと思ってたから、
全然だよ?気にしないで。」
はぁ······天使すぎ。いや。女神。
俺の、スイートハ······おっと。
ツジー化するとこだった。




