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な、何なんだ。
ふざける時と真面目な時の
ギャップがありすぎて、調子が狂う。
説得力も。ハンパない。
「明日から、きちんと実施すること。
いいかな?」
「······は、はい。」
朝の目覚めとともに飲んでる習慣が
身に付いてたせいか、
重要視していなかった。
サイクル、か。大事にしよう。
「で、そこでなのだが·····
今夜は少しだけ頂戴するとして
君の貴重な吸飲姿を、是非拝見したい。」
「······はぁっ?!」
前にもあったぞ、こういう事。
なんで見たがるんだよ?
「勿論、アンナにも許可を得なければな。
そうと決まれば、レッツゴー☆♪」
「ちょ、それはダメだ!
杏奈は勉強してると思うし。
邪魔したくない。」
「私には、今夜しかないのだよ。
大地家に泊まれるなんて、今後
滅多にないだろう。だから、Show me?♡」




