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17-21


「まぁ星弥さん、お相手の方が

 見つかったのね?おめでとう!」


「今度は、マイ・スウィートハニーを連れて

 ここに訪れよう。」


「是非!さぁさぁ、みんな!

 リビングへどうぞ!

 晩ごはんにしましょう!」


「ふぅ〜♪♪♪

 奏子さんの、ごっは〜ん〜♡♡♡

 奏子さんが、ごっは〜んでもいいよ〜

 ♡♡♡」


がしっ、きゅっ。


「ぐえぇっ」


「今のは、完全にアウトだ。」


「くびっ、首絞めは、良くないぞっ」


「冗談でも許さん。」


「悪かった、悪かったよっ、ぐふぅっ」


「星弥さん、ごめんなさいね。

 私はもう、昌耶さんしか見えないの。」


「分かって、るよ······ま、さや······ほら、

 そうこ、さんも、そう、言って······

 ぎ······ぎぶ······」



俺と杏奈は、この大人たちのやり取りを

黙って見守る他はなかった。




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