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「ただいま。」
「おかえりなさい!」
「奏子さーん!♡♡♡」
がしっ。
「すまない、奏子さん。
急に連れてくることになって。」
「ぐえぇっ!ま、昌耶っ!
首根っこ掴むとは何事だっ!
離しなさいっ!」
いや。親父が止めなかったら
ツジー、お前。奏子にハグしてただろ。
「うふっ!相変わらずね星弥さんっ!
お久しぶり!」
「あう〜ん。奏子さぁ〜ん♡♡♡
君は、いつ見ても
So ビューティーキューティだねぇ〜!」
「星弥さんこそ!全然変わってないわ!
うふふっ!」
ごめん。ごめんな。杏奈。
得体のしれない生きものに怯えさせて。
「······おやおや?君は、もしかして?
朔耶くんのSo スウィートハニーでは?」




