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17-15


「監視でも何でもいいよな。」


「うん。逆に、

 していただきたいくらいだよ。」


「明日からだってさ。」


「うふ、うふふふ。うん。僕、今日、

 眠れないかも。」


「健闘を祈るぞ。」


公認吸血鬼としてだけじゃなくて、

恋の方も、な。


そう意味を込めて伝えると、貴也は悟って

笑顔のまま首を振った。


「この待遇だけで、もう十分すぎるよ。」


「諦めんなよ。」


俺は分かるから、言える。

諦めた時点で、

自分に嘘を重ねていく事になる。

どんどん歪んでいく。


「伝えるだけ、伝えてみろよ。

 何か変わるかもしんねーだろ?」


俺と杏奈は、そうだった。


ぶつけるだけぶつけて、

いろんなもん取っ払って、

今がある。




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