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16-33


「両雄、積もる話があるだろう。

 語り場へ向かうとしよう。」


やんわり割って入る会長にも

目を向けず、互いにガン飛ばし······

いや、気のせいか?


「我が家に来るつもりなら、事前に

 連絡してもらわないと困る。」


「私とお前の仲だろう?

 そんな建前必要かね?」


「急に来るといったら、

 奏子さんが困るだろう?」


「それはすまなかった。何も構うな。

 奏子さんの手料理とか、恐れ多くて

 喉を通らないよ。麗しきお顔を

 拝見出来れば、それでいいのだ。」


「それで済むわけがないだろう。

 奏子さんは優しいからな。」


「ああ。分かっている。彼女は、いつでも

 全てを優しく温かく包んでくれる······

 マイ、スイートは······」


「それ以上言うなら、絶対に

 敷居は跨がせんぞ。」


「おおっと失礼。口にするのは

 野暮というものだな。私たちだけの、

 秘密の言葉だった。」



え······ちょ······何?


二人とも、親友、なんだよな?




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