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16-30


「クイーン・兎川。我々の救世主が

 困っているではありませんか。

 人間の時代背景には、則るべきですよ。」



心地よく響く、低い声。


その方向に注目するが、

俺たちがいる所の角度からでは、

姿が見えない。


投げ入れられたその言葉に、会長は

鋭い視線を向けている。


「綾辻君。それは、

 私に意見するという意味か?」


その冷たい視線は、杏奈を咎める時に

見たことがある。

エグいくらい、怖い。


「滅相もない。まだ、

 長生きしたいですからねぇ······

 ただ、今の若者に

 まぐわいをオススメするのは、どうかと。

 目と目を通わせ、手を握り合い、

 愛の言葉を交わす······うう〜ん♡♡♡

 それだけでも素晴らしいではありませんか!

 青春が、未来を明るくするのです!  

 十分、それは契りといえます!」




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