表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
488/646

16-23


視線が合うと、何だか照れてしまう。

毎回即座に、逸らしてしまうんだけど。


情事が終わった後、みたいな。

いや、ごめんなさい。経験ないから

妄想でしかないけど、俺的には

そんな風にしか思えなくて。



「はぁ······すき。」



ぎゅっと、甘いため息と、好意の言葉。

胸元で響いて、俺の鼓動が大きく波打つ。



「······俺も、だよ。」



大好き。杏奈。

これが、なかなか素直に口から出ない。


でも。いつか。きっと。


普通に出る時が来ると思う。



「奏子さんと、夜ご飯作って待ってるね。」



トロンとした目で見上げて、

彼女は微笑みを浮かべる。


あぁ。この距離感。幸せすぎないか。



「······ありがとう。杏奈。」



自然と笑顔になれる、この瞬間が。

いつまでも、続きますように。







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ