表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
487/646

16−22


杏奈の身体が重くなる。

力が入らないのか、

俺に寄りかかっているようだ。


でも、抱き留めるのは容易い。

今の俺は、彼女の身体の重さなんて

羽根くらいに優しい。



飲み過ぎ注意。

彼女の負担にも繋がるからな。

匙加減も、分かるようになってきた。


そっと外すと同時に、杏奈は

俺の胸元で息を乱す。


かわいい。かわいすぎ。

どうしよう。このままでいたいな。



ぺろぺろと、噛み跡を舐める。


噛み跡が残らないようにってのが

前提で······飲んだ後いつも、

名残惜しくなるからってのが本音だ。



「んんっ······あはっ······」



そんな俺の本音が分かっているのか、

彼女は受け入れてくれる。

いつもくすぐったそうにするのが、

かわいくて。止められない。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ