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16-15


すると、奏子は目を丸くさせた後

顔を輝かせていく。


「朔耶······まぁまぁ、どうしたのぉ?

 母さん嬉しいわぁ。うふふふっ!

 温かいココア用意するわね。

 朝ごはんできるまで、飲んでおきなさい♪」


鼻歌交じりで、羽が生えたように

コンロへ消えていく。


······あれ?確かに、俺らしくないぞ。

奏子を喜ばせてしまった。

······まぁ、良きとしよう。



ゆっくりソファーに座って、

朝メシができるのを待つとか。


たまには、こういうのもいいかな。



時計を見上げると、まだ

6時になったばかり。


吸血鬼の集いの開始時刻は、10時だ。


貴也の参加許可が下りたのかどうか、

知らされてはいない。 

親父に聞いても、その有無は

分からないという。


とりあえず、行くしかない。




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