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2-3


ちらっと奏子を窺うと、

穏やかな笑顔を浮かべていた。


「じゃあ、その子は知り合いなのね?」


「・・・・・・あぁ。」


「しかも、好きな子ってわけね?」


「そ、それは・・・・・・」


どうなのだろう。


「あなたは幸せ者よ。

 この子の血は、どうだった?」


「・・・・・・美味かった。とても。」


「そう!大好きなのね!うふふ。」


俺は、首を傾げる。

言われている事が、さっぱりだ。


「吸血鬼の、血に対する味覚はね・・・・・・

 好意を持っていれば持っているほど

 極上になるらいしいの。

 だから朔耶は、その子のこと

 とても大好きなんだと思ってね。」


「い、いや、違うって。」


「照れなくてもいいじゃないの~。

 とっても可愛らしい子じゃな~い。」


寝てるのに、かわいいとか分かんのかよ。

見かけは、確かにいいけど。












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