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15-28


放課後を迎えるまで、杏奈とは

何も話していない。

でも、これでいいんだ。

ダチと楽しそうに話す彼女を

眺めるのも、至福の時間だと思える。


まぁ、そのくらい

気持ちに余裕ができたと言っていい。



「大地!じゃあな!また明日!」



去っていく柏原のスピードは早い。


部活は、テスト前だから休みだ。

恐らく彼女と待ち合わせでも

しているんだろう。

あいつが真面目に勉強するところ、

見たことがないからな。



「朔耶。」



あら。控えめな呼び掛け。



「行こうか。」



頷く彼女に浮かぶ、控えめな微笑み。


みんなの目があるからなのか、

少し距離を置いて俺の後を付いてくる。


ホントは、今すぐにでも

手を繋ぎたいところだけど。






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