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「こちらこそ。これからも

 頼りにしてもらえるように······

 自分を磨くよ。しっかり、

 お前を守れるように。」


それが俺の目標。ダンディに、な。


「······えへへ」


杏奈は、合っていた視線を逸らす。


「朔耶って、すっごくカッコいいこと

 すんなり言っちゃうよね······」


「本音だから。」


響いてもらわないと困る。



「······もうすぐ、学校に着くね。」


一緒に登校するの、

久しぶりだったなぁ。

これができるって、かなり嬉しい。


「一緒に登校するの、めっちゃいいね♪」


あ。同じ。かわいい。


「できたら、これからもよろしく。」


「うんっ♡」



あはっ。何だ、この幸せな時間は。





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