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15-22


2日間、何というか

日常と違う時間を過ごしたせいか

学校に行くという事が、妙に嬉しく思えて。


勿論そんな風に思った事は、自慢じゃないが

一度もなかった。

どちらかというと、ダルい方で。

今まで、いい思い出が

なかったからかもだけどな。


柏原から言われた言葉が、意外と

刺さっている。



《みんなさ、お前たちのこと

 応援してるよ!何かあったら言えよ?

 全力で協力するから!》



みんなが、俺と杏奈の仲を

祝福してくれているという事実。

めっちゃ嬉しいし、

こんなに心強い事はなくて。


ハイスペック女子の杏奈と

むっつり平凡男子の俺じゃ、

釣り合いが取れてないと思われて

おかしくないのに。



「朔耶?聞いてる?」



その呼び掛けに、はっとした。


彼女の方を見ると、

じっと俺の様子を窺っている。



······マズい。聞いてなかったぞ。




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