表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
449/647

15-19


「もう十分だっ。最近は、そのっ、

 ちょっとの量でも満足なんだよっ。」


「······そう、なんだぁ······」


杏奈の、とろけ具合がヤバい。

とろけ過ぎて、通り越し······いや、

それ以上は、経験ない俺が

言えることじゃない。


そんな、残念そうな顔すんなよっ。

ぐっと堪えろっ、俺っ。


「杏奈に、負担かけたくないから······

 大丈夫。我慢とか、してないから。」


「······うん······」


落ち着いて、優しく、頭を撫でよう。


「いつもありがとう。杏奈。」


感謝の気持ちを伝えるって、大事。

親父がいつも、奏子に伝えているように。



彼女は、ふわりと微笑む。


あっ。ナンテカワイインダ······


「······こちらこそ、朔耶。大好き。」



······はわわわ······


そんなストレートに、言われちゃったら。



「······うん。俺も。」



自然に、近づいてしまう。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ