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再開します♪(*^^*)♪
ごゆるりとお楽しみいただけたら
幸いです♪♪♪
「朔耶が僕の書斎に来るのは、
久しぶりじゃないか?」
「ああ。」
最近は、このサンクチュアリと
疎遠だったかもな。いいのか悪いのか。
「どうぞ、ソファーへ。」
促されるまま、俺は
親父お気に入りのアンティークソファーに
腰を下ろす。
よくここで読書に没頭して、
いつの間にか寝落ちしてたなぁ。
「······話したいことって、何だ?」
「えっと······」
杏奈のアパートに行って、
ドアノブに触れたら
残像が見えて行方を追えた事から、だな。
俺は事細かく、状況を伝えていく。
それを聞いた親父の反応は、
驚きというよりも
感動して目を輝かせている。
「素晴らしい······!そこまでの力を
取り戻したのか······!」




