表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
42/650

1-32


「日下部。起きろ。」


強めに、身体を揺する。

だが、瞼はしっかり閉じられて、

気持ち良さそうな寝息を立てるばかりだ。


「・・・・・・何が、どうなってる・・・・・・?」



杏奈の、急な寝落ち。爆睡。


思い当たる事は、ただ一つ。


俺が嚙んで血を吸った事が原因で、

寝てしまった。それしか、考えられない。


ただ傷跡が、キスマークになるって。

これだけは、何も思い当たらない。

死ぬほど恥ずかしい。


くそっ。

面倒な事になってしまった。



確かこいつ、親元を離れて

独り暮らしだって聞いた。

家がどこにあるか、知るわけがない。

寝てるこいつを抱えて、遠距離を歩くのは・・・・・・

不審者以外の、何者でもない。


・・・・・・


どうする。











評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ