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13-13


忘れちゃいけないのは、“血の匂いセンサー”。

赤い目に次ぐ、吸血鬼本来のパワーだ。


これは、血狂いを起こした吸血鬼には

働かないらしい。

正常かつ血を飲んだ量に比例するから、

この力は現時点で俺だけしか使えない。


親父とか会長は、飲んでいる血が少ない為

センサーに引っかからない。

その日暮らし程度だから、本当に大変だ。


このセンサーが働いたから、

河野の件も分かったし

酒殿の変態っぷりも暴くことができた。

今後も、重要な力になるだろう。


考えてみれば、俺の周りには吸血鬼が多い。

離れて生きる特性があるにも関わらず、だ。

“吸血鬼協会”というものがあるから、

かもしれないが。


血狂いを起こせば、自動的に明るみに出る。

協会に関わりなく現状で生きていける

吸血鬼は、少ないのかもしれない。


隠して過ごせる生存率は、低いと考える。





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