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12-5


「とりあえず、勉強は

 リビングで一緒にするのはどうかな。」


俺の部屋とかは、マジでヤバい。


「うん。仰せのままに!」


ぶっ。杏奈が言うと、かわいいな。

乾さんのはガチめに、カッコよすぎる。


「ちょっと着替えてくる。」


「はーい!」


笑顔で送り出されて、こちらも

ニヤけが止まらない。


この時間、自分んちで杏奈と二人きりっていう

シチュエーションは、実を言うと

これが初めてだ。

土日は必ず、母さんか親父がいるからな。


······


正直言って、ホテルでの俺の紳士っぷりは

不自然だったと思う。

いや、それが正常だと言われたら終わりだが。


あれだけの環境があって、何もなかったのは

逆に異常だと思える。


杏奈の清らかな血でさえも、効果が

1日ももたないとしたら。


俺の煩悩は、やっぱり手強い。






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