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11-21


食事が終わって部屋に戻ってからすぐに

俺たちは、ソファーに座って

美味しすぎたコース料理の話で盛り上がった。


会長に感謝だ、ホント。


あの一面ガラス張りから見る景色も。

ヤバかった。ちょうど夕日が見れた。

夜景も堪能して。


何も話さなくて心地好かった時間なんて、

初めてだった。

これって、すげーことだよな。


同じ時間を、同じ気持ちで過ごす。

一体感まで、味わえた。



「······幸せすぎて怖いっていう気持ち、

 何となく分かっちゃったなぁ······」



夜景に目を向けたまま

ぽつりと、彼女が呟いた。


いや俺も。同じ事を思ってた。



「こんな幸せな誕生日、

 過ごせると思ってなかった······」



目を向けると、彼女は

微笑みながら、涙を流していた。






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