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11-10


落ち着け。これは、死のフラグだ。

テンションMAXアゲアゲ♪⤴の

理性ぶっ飛んではいアウト〜!······のコースだ。

勿論俺は聖人でもなければ、

清い男女交際を掲げる絵に描いたような

優等生でもない。

しかし。しかし、だ。

心の奥底の、骨の髄まで隅々に渡って

杏奈ファーストでいる事に、

得も言われぬ歓びを感じている。

会長に言われた言葉。

全身全霊で彼女をエスコートしろ、と。

彼女が望まない事は却下だ。

そして、両親の命日を

一瞬だけでも忘れられるような、夜を。

彼女が笑顔でいられる時間を。俺は。



「朔耶······?どうしたの?」



うん。落ち着くわけねーよな。



「な、何でもない。えっと······

 ディナーの時間、どうする?」


今、17時を過ぎたところか。


「着替える時間を考えて······

 18時、にする?」





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