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10−26


「誕生日プレゼント、それがいい。」


「······それが、いいのか?」


それはめっちゃアリだけど、

だけれども、プレゼントは物理的に

用意してるというか、なんというか······


「うん。朔耶と一緒に、過ごしたい。」


「······それは、いいけど。」


頭よしよしは、イヤになるってくらい

してやるとして······

それだけで、終わるのかどうかの心配だが。

家だと、奏子とか親父がいたから

何となく歯止めが効いたが······


「離れたくない······」


ま、また腕にっ。


「かっ、会長たち帰ってくるぞ。」


「帰ってくるまで······お願い。」


う、うん。いいけど。いいけどな······


「杏奈······」


「うん?」


そ、そんな、キラキラした目で

見上げて······もう。


「俺、聖人じゃねーからな。」



半人吸血鬼で、男の子ですから。






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