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10−22


黒いスーツ姿の乾さんと、

黒いドレスを身に纏う、会長。

アンバランスといえばそれまでだが、

この二人が並ぶと、最強に思える。

颯爽と歩いていく後ろ姿を、黙って

杏奈と二人で見送った。


そうだ。一応、杏奈に伝えておこう。


「······俺も先に、墓参りしたよ。」


「ねぇ。命日って、何で分かったの?

 それに、ここの場所も。」


まずは、そこから話さないとな。


「杏奈の住むアパートに行って、

 ドアノブに手を掛けたら······残像というか、

 お前の姿が現れて。それに付いていったら、

 ここに辿り着いたんだ。」


「えっ······どういうこと?」


「俺の、新たな力というか。

 よく分からないけど、そういうこと。

 フローラルマ····花屋のおばあさんとこに

 寄っただろ?俺もそこに入って。

 花束買って、話を聞いた。」

 




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