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10-4


降り立った駅は、街並みよりも

木々の緑の方が多い気がする。

こんな自然溢れる所に、墓があるのかな。


近くに、小さな花屋があった。

そこへ残像の杏奈は、入っていく。


そうだ。俺も、供花で買おう。

ほぼ、両親の墓参りで間違いないだろう。

小さい花束しか、買えないけど。


残像の杏奈が買い終わる前に、買わないと。

見失ってしまうかもしれない。



「いらっしゃいませぇ。」


すんげぇ小さいおばぁちゃんが出てきた。


「あの、小さいやつでいいんで、

 花束を作ってください。墓前用で。」


「おやまぁ。制服の坊や。

 杏奈ちゃんの知り合いかい?」


「えっ?」


杏奈の名前を、知ってる。


「今日は、神父さまと、その奥さまの

 命日だからねぇ。」



ナイス、マダム。

確実な情報、ゲットできた。







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