表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
271/650

9−20


俺は、そっと杏奈を包み込む。


「······晩メシ、食っていけよ。」


「······うん······」


「······家まで、送るから。」


「ふふっ······ありがと。」


放したくない。このまま、ずっと。


「······朔耶。血を吸ってないでしょ?

 いいよ。」


「······」


正直、今吸っちまったら······

抑えきれない自信がある。


「今日は、やめとく。

 明日から、よろしく。」


「えっ?どうして?」


「······どうしても。」


せっかく仲良しになったのに。

避けられるのは、もう嫌だ。

······だけど。


「ホントにいいの······?」


「そのかわり」


キスは、許してほしい。







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ