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今までに、自分が吸血鬼だと言ったことは、

何回かある。


幼稚園の時は、それを馬鹿にされて

イジメられたし、女子たちからは逃げられた。

“コウモリに変身してみろ”、とか

“飛んでみろ”、とか

十字架とかニンニクとか

投げつけられたことがあった。

今思えば、そんなのどこから持ってきた?


それがトラウマになって、小学生では

正体を隠して過ごしていたが、

好きな女の子が出来て、伝えてみた。

そしたらそれを言いふらされ、

またイジメられた。

大きくなるにつれて、イジメも悪質になる。


流石に中学生では、大人しくしていた。

ダチも極力作らなかったし、

女子には近づかなかったし。

そのお陰で、何も思い出に残らない

平和な時間を過ごせた。


そして、高校生に至る。


大人に近いヤツらに話すと、どうなるのか。

興味が湧いてきた。


馬鹿にされて、それで終わりだろうな。

激ヤバいヤツだと、言われるだけで。











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