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協会のエントランスに行くと、
エロい、いや、胸元だけが空いた
チャイナドレス姿の乾さんに会った。
え。どういう状況っすか?
「ようこそ、朔耶さま。
···このような格好で申し訳ありません。
着替える暇がなかったもので······」
「い、いえ。いいっすよ。」
「これから私と一緒に、
付いてきていただけますか?」
「え?は、はい。」
そんな格好で、一体どこに行ってたんだ?
何もかもちっさい会長とは違って、乾さんは
大人の色気ハンパない。
引き締まったウエストに、スリットから
チラチラ白くて、長い足がぁぁ。
出るとこ出てるボディライン······
うぉぉぉ。なんすかその尻。
どう鍛えたら、そんなに上がるんっすか。
······はっ。
ごめん杏奈っ。
どうしても、俺の煩悩がぁぁっ。




