表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
226/650

8−1


思いふけって昼ご飯を食べていた矢先、

スマホの通知バイブが。


乾さんからのメールだった。



《お時間の都合がつきましたら、

 是非協会までお立ち寄りください。》



ちょうど今日の放課後、

協会のジムに行こうと思っていた。


ちらっと、杏奈がいる席へ目を向ける。


彼女は、友だちと楽しそうに

お弁当を食べながら話していた。


学校生活では、付き合っているのかと

疑問に思うくらい、関わらない。

でも、それがいい距離感だった。


お互いに、自分のペースと

過ごす時間は違っている。

交友関係も、好きな時間も。


それが理解できているから、俺たちは

うまくいっている。


バディ関係も、良好だ。



“まだ一ヶ月”と焦るのか、

“もう一ヶ月”と受け入れるのか。


今の俺からすれば、後者だ。



赤い目も、思うように

コントロール出来ている。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ