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7-22


思わず、目を開けちまった。


「ひゃあぁっ!お、おはよっ・・・・・・」


気づいた杏奈は顔が真っ赤で、

慌てて飛び退く。


「・・・・・・おはよ。」


俺は、ゆっくりと起き上がった。


「そ、奏子さん帰ってきてるよ?

 朝ごはん食べに行こ・・・・・・」


「その前に。」


ポンポン、とベッドの縁を叩く。


「飲みたい。」


「・・・・・・えっ、はっ、はいぃ・・・・・・」



逃がすわけにはいかないな。


恐る恐る、ちょこんと座る杏奈の手を握る。

彼女は、ビクッとして固まった。



「・・・・・・どうした?」


「う、ううん。・・・さっきの、

 もしかして・・・・・・聞いた?」


「ん?何の話だ?」



しっかり聞きましたけど。


怖がらなくていいよ。大丈夫。


美味しい血を、いただくだけだよ。






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