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7−5


杏奈と一緒に食器を片付け終わった後、

二階の部屋に上がったところで

杏奈に呼び止められた。


「······朔耶。」


「ん?」


「お部屋に、行ってもいい?」


「······ああ。いいよ。」



正直、今一人でいるのはキツかったんだ。

ありがとう。


来てほしいって言うのも、どうかなって

思っていて。


俺のこと、冷めたりしてねーかな······


カッコ悪いとこばかり見られてるからな······



「勉強机の椅子んとこ、どうぞ。」


「えっ······

 朔耶は、どこに座るの?」


「ベッドだけど?」


「朔耶の······隣がいいな。」



······


杏奈ちゅわぁん。





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