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6-5


自然な感じで、河野を連れ出せる。


柏原とは家の方向が違うし、

二人になれる時間は、作れるはずだ。


「・・・・・・分かった。行こうぜ。」


「よっしゃ!たっぷり聞かせてもらうぞ!」


「二人のテクニック、是非

 伝授させてもらっちゃおうっと!」



三人で、ワイワイする事も。

これで、最後になるかもしれない。


そう思ったら、悲しくなってきた。



でも。

ここは、心を鬼にして、捕まえないと。


スマホの画面を見ると、もう

返事のメールが届いていた。



“お時間ができたら連絡してください。”



早い方がいい。


一限目が終わったら、連絡しよう。



杏奈。すまん。


一人で行動して。


やっぱりお前に、危険な思いはさせたくない。


思ったんだ。


俺たちの力は、人間を超える。


どんなにお前が強くても、

それを捻じ伏せてしまうくらいの、力が。


だから。


河野は、俺が捕まえる。


今の俺には、それが出来る。



ダチは、俺が救う。











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