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5-13


俺と杏奈は慎重に、公園の中へ入る。


人影らしきものは、見当たらない。


「誰もいないみたい・・・・・・」


「しっ。」


微かな音に気づいて、俺は聞き耳を立てた。



『・・・・・・ん・・・・・・ふふ・・・・・・』



公園の奥にある茂みから、聞こえてくる。

声質から、女だと思う。


そして甘い匂いも、同じ方向からだ。


嫌な予感がする。

いや、予感じゃなくて、直感だ。



俺は、そっと近づく。

杏奈も、後ろから静かに付いてきた。



茂みの向こう側にある光景は。



「・・・・・・っ。」


俺は思わず、杏奈の目を隠すように

手を置いた。


見るな。見ちゃいけない。


その行動の意味が分からず、彼女は

どうしたの?と言わんばかりに

俺の手を外そうとする。



どうする。









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