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5-11


すん、と香る。


この匂いは?



とん、と地面に下りて、杏奈の身体を

ゆっくり下ろした。


「どうしたの?」


「・・・・・・」


きょろきょろと辺りを見回すが、

誰もいない。

深夜の住宅街だもんな。

でも・・・・・・


俺は、すんすん、と鼻を鳴らす。


「・・・・・・この匂い、何だろ・・・・・・?」


「?自分は、何も匂わないけど・・・・・・」



甘い、匂い。

フレグランスとも、お菓子とも、違う。



「朔耶。もしかして・・・・・・」


杏奈が目を見開いて、俺を見る。


思い当たる事は。


「・・・・・・これが、センサーなのかも。」



血の匂いセンサー。


この甘い匂いが、血の匂いだとしたら。









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― 新着の感想 ―
[良い点] 増血剤、ジュースタイプ!!美味しくて血が増やせて副作用がほぼないならめちゃすげぇですやん!!(*゜Д゜)オォ... なんて開発……ぜひ欲しい。 また、キスマーク付けちまうけど・・・・・・…
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