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4-38


隣に座っていた杏奈と、向き合う。


俺を見上げる彼女の目は、潤んでいる。

その上目遣いだけで、理性が吹っ飛びそうだ。


昨日の状況とは、全く違う。

互いに、想いを確かめ合っている。

好きな気持ちも、無限大。


血の味は、変わるのだろうか。



杏奈の細い両肩に、両手を掛ける。


ちらっと会長に目を向けると、

顎に添えた手の指を嚙んで、じっと

俺たちを窺っている。


何か、うっとりしているような。



「・・・・・・遠慮はいらん。さぁ、早く。」



急かすのも、なぜか嬉しくて堪らない様子で。


この人、変態なのかもしれない。



強い視線に気になりながらも、俺は

杏奈に向き直って、透き通るような

白い首筋に近づく。



また、キスマーク付けちまうけど・・・・・・


二人っきりになったら、舐めて

治してやるからな。








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