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俺と杏奈は、包み隠さず

会長に全てを打ち明ける。

起こった事も、何もかも全部。恥ずいけど、

信じてもらうには、必要だと思った。

昌耶と奏子は、拙い自分たちの話を

補足する形で付け加えてくれた。


みんなの話を、会長は止めることなく

黙って聞いていた。

時々、顎に手を添えながら。



話し終えた後、しんと静まり返る。


みんな、黙り込む会長に注目した。


小さく、息が漏れる。


「・・・・・・ふむ。これから、検証が必要だな。

 そして、血縁者を追えるのは、

 貴殿たちしかいないという事だ。」


独り言のように呟いて、会長は

俺と杏奈を見据える。


「朔耶。ミス・レングラント。

 私は確証が得られないと、信頼できない。

 今ここで、血を吸ってもらう。」








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― 新着の感想 ―
[良い点] デレデレなってる朔耶くん可愛すぎてもうっ、こっちがにやにやしちゃいますって!!(*´艸`)www✨️✨️✨️ うんうん。杏奈ちゃん可愛いもんね。天使で美しいもんね。ずっと見てたいもんね。 …
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