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4-31


杏奈を目にした途端、

穏やかだった会長の雰囲気が、一変する。

ぴりっとした空気に。


「・・・・・・ミス・レングラント。」


同一人物か?と思うくらい、真顔だ。


それに、びくっとして

杏奈は、深々と頭を下げる。


「申し訳ありませんでした。

 大事な短剣を、持ち出してしまって・・・・・・」


「それは問わん。私が知りたいのは、

 それを使って

 何をしようとしたのか、だ。」



それは。


俺を始め、昌耶も奏子も身を固める。



「短剣を、調べさせてもらう。乾が実行中だ。

 使った形跡があるのなら、

 報告が必須である。分かっているな?

 それによって、貴女の処分を決める。」



空気が、痛い。


このままでは、バディ申請どころか

杏奈の会員存続も、危ないのかもしれない。








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