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4-29


乾という女性がいる受付から

さらに奥へ進むと、大きな両開きのドアに

突き当たった。

その色も、紛れもない黒だ。


昌耶が先陣を切って、

ドアの取っ手に手を掛けた。

思ったよりも、軽く全開する。


部屋の中は、本棚が壁沿いに囲んで

書斎のような空間が広がっていた。

中央に置かれた、アンティーク調の机。

そこに両腕を置き、

黒の本革チェアに座っている、一人の・・・・・・



えっ。女?しかも、30代に見える。


俺の勝手なイメージで、

高齢のじいちゃんだと思ってた。



「大地君。あまりにも急な会合で、

 祝う準備が出来なった。すまない。」


女性は立ち上がって、頭を下げる。


「そんな、頭を上げてください、会長。

 お詫びをするのは僕の方です。」


親父は女性の前に歩み出て、同様に

頭を下げた。



身長差、ハンパないんだけど。









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