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4-26


エレベーターの下降は、

地下5階の表示で止まる。


重々しいドアが開くと同時に、

互いに繋いでいた手を、そっと放した。


心の準備、万端。何でも来い。



目の前に広がる空間は、まるで

西洋にある城の玄関ホール。

床、壁、装飾品までほぼ、黒だ。

だからというか、豪華というより

魔王が住んでいそうな雰囲気。


すげぇな。地下に、こんな所があるって。



真ん中にホテルの受付のような

スペースがあり、そこに誰かの気配。


着物が似合いそうな、日本美人だ。


俺たちの到着に気づいたのか、立ち上がって

丁寧に頭を下げた。


「承っております。大地 昌耶様。奏子様。」


「急で申し訳なかった。」


「いえ。丁度スケジュールに

 空きが出来ましたので、幸いだったかと。

 会長は、奥の応接間にいらっしゃいます。」









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