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4-24


俺たちを乗せた車は、ついに屋上へ出る。

見晴らしがいい景色が広がる中

端の方に進むと、速やかに停車した。


「さぁ。降りようか。」


シートベルトを外して、親父が促す。

それに従って、奏子と杏奈は

車内から出て言った。


・・・・・・冗談では、なさそうだ。


遅れて、俺も車から降りた。



「驚いたと思うが、

 吸血鬼協会の兎川とがわ会長は、

 ここの社長でもある。

 協会への入り口は、この屋上に設けられた

 エレベーターだ。」


説明しながら先導する親父の背中は、

誰が見ても頼もしいと思うだろう。


「ここが屋上って事は・・・・・・

 下に行くしかないよな。地下にあるとか?」


「その通り。協会の会員なら、

 IDカードを持っている。

 それで認証しなければ、

 地下には行けないようになっているよ。」



何か、急にドキドキしてきた。

ガチで、秘密結社じゃん。








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