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「どうかな・・・・・・変じゃない、かな。」
真正面から、
清らかな瞳で真っ直ぐ、俺を・・・・・・
あぁ。俺が、悪かったです。
「めっっっちゃ、似合ってる。」
「えへへ。良かったぁ。
ちょっと大人っぽいかなぁって思うけど・・・・・・」
はい。そうですね。
エロい目で見てしまって、すみませんでした。
「アンナちゃん、スタイルがいいわよねぇ。
モデルさんかと思っちゃうもの。」
「えっ、いえいえっ、そんなっ。」
謙遜するレベルじゃありませんよ、杏奈さん。
受け入れましょう。あなたは美しい。
「ははっ。奏子さん。君も綺麗だって事を、
忘れちゃいけないよ。」
「まぁっ。うふふっ!昌耶さんったら!」
頼む。運転中にイチャついて、
事故るのだけはやめてくれ。
 




