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詩[思索]

裏の方

作者: 日浦海里

裏の方っていうじゃない?

目立つ方が表なんだから

目立たないのは裏の方


人生はまるで舞台のようっていうのなら

スポットライト浴びているのが表の方で

スポットライト浴びられないのが裏の方


でも、人生って舞台において

主役はいつも自分なんだから

裏の方っておかしくない?


ある塊の中で見たとき

縁の下の力持ち

裏方のような仕事はあるけど

あなた自身の人生は

裏方なんかじゃ決してないんだよ


あなたの人生の主役はあなた

どれだけ生き汚くたって

どれだけもがき苦しんでたって

あなたは常に

スポットライトの真ん中にいる


誰が見てなくっても

神様だって見落としてても

あなたの1番の観客はあなたで

あなただけはあなたを見てる


みんなそう

自分が自分に誇れぬのなら

自分の舞台を自分で汚してる

自分が自分に誇れるのなら

薄暗い舞台も本当は輝いてる


裏方の人生

そんなものはくそくらえっ、だよ


あなたは生きてる

わたしも生きてる


自分に顔向けできないことは何もない

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― 新着の感想 ―
[一言]  主観であることと、主軸であることの違いもありますけど。  他人の戦場の片隅でも、自分にとっては主戦場ってのはあると思います。  でも、それを自分の主戦場にせず、他人の戦場の片隅のままにす…
[気になる点]  スポットライトを求める主役は演者であり、舞台は裏方無くして……  脚本家や演出家は裏方にあたるのだろかと、ふと書き手側からの見え方を考えてしまいました。
[一言]  裏地には裏地の矜持があります。  影には影の心意気があります。  それを主役に据える物語はあるでしょうが。  本人が主役になりたいかは、また別かもしれません(汗)
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