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出会い

作者: ビル

 私は30歳。恋人がいない歴=年齢だ。高校、大学時代の友達はほぼ結婚している。なのに、私は小さいころから男子には全然相手にされない。同性の女子には、相手にされるのに。何故だろう。私は30年間ずっとそう思っていた。

 仕事が終わり、今日は久しぶりに大学の友人とご飯食べに行くことになった。そのメンバーの中に結婚してない人は私を含めて二人しかいない。ワクワクしながら待ち合わせのお店に入った。キョロキョロ辺りを見回すと、それに気付いた友人たちが声をかけてきた。

「優里奈こっちー」

「OK」

 私はそう答え席へ向かった。



 友人と盛り上がり始めて10分後。

友人が、

「優里奈かれしできた?」

「まだ。何の進展もない。彼氏ほしいのに…」

「なら、マッチングアプリ使えば?

私もそれで出会えたんだから。」

「怖い」

「大丈夫。最近のはセキュリティーが良いから。」

「ほんと?」

「ほんと」

「じゃあ、やってみる。」



 マッチングアプリを初めて1週間後。今日は仕事が休みで、家でゴロゴロしている。すると、マッチングアプリから知らせが来た。その内容はというと、

 _________あなたにおすすめの人が見つかりました。相手は、実際に会って話がしたいそうです。どうしますか?___

 私は会うことにした。


 相手と会う日。

 私は着替えて家を出た。待ち合わせの時間より5分早く待ち合わせの場所についた。席に着き一息ついていると一人の男性が自分の方に向かってきていた。

「あのう。もしかして会う約束をしている優里奈さんですか?」

「そうです。」

「会えてよかった。」

「初めまして。壮志郎です。よろしくお願いします。」

「初めまして。優里奈です。よろしくお願いします。」

 こうして、二人は無事出会うことができた。


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