オタク生活における地域格差について
読者の皆さん! あなたは『オタク』ですか?
私は他者の評価はどうであれそうなんじゃないかなと思っています。
で、タイトルなんですが……オタク生活というのは地方在住者にとって本当に優しくない!
考えてもみてください! イベントの多くが東京であるんです! 地方民にとってはイベント一つにいくために本州の隅から……もっと極端なら離島からでさえ移動しなければならないのです!
私はついぞ乗ったことが無いのですが、山手線とやらは二百円で終点までいけるという風の噂を聞きました。きっとそう言った乗り物になれている方は無人駅で汽車(電車ではない)に乗って一駅ごとに運賃が上がっていく交通機関など想像も出来ないのかもしれません。
私はハードウェアも時々いじるのですが、本当に部品が買えません、抵抗の一本すら県庁所在地に行って一店や二店有ればいい方です。ラジオ全盛で電子部品が簡単に買えた時代が羨ましい。
アニメについては改善されつつありますね、ネット配信という革命が起きたおかげで最新アニメを追うのにレンタルビデオ店に足繁く通ってもまだ一周や二周遅れでしか話題が分からない時代よりは随分恵まれているのでしょう。
こうしてこの文を書いているテキストエディタだってネットからダウンロードしてきたEmacsを使用しています、なんと! PC雑誌を買って付録のCDからフリーソフトをインストールする必要はないんですね、良い時代ですよほんと。
しかし! しかしです! 都心部に比べ遙かに遅いネット回線、アニメや漫画のグッズが手に入らない、なんならなろう小説の書籍だって通販に頼らないと手に入りません。最後のは通販なら手に入るだけマシとは言えますが……
私は主張したい! イベントを地方でやってくれ! 書籍が発売日に書店に並ぶという発売日の概念を守ってくれ! 私は同人誌を作ってみたい、即売会を地方でもやって欲しい!
まあこんな文を書きましたが昔に比べインターネットのおかげで地方格差は驚くほどに縮んでいます。しかしリアルの店舗や会場が絶望的にありません! サイン会? お渡し会? 知らない子ですね。
今現在これを書いているPCだって実店舗まで遙かに二時間以上をかけて買いに行きました。
是非に、是非にお願いしたい! 地方にだってオタクはいるんだぞと私はつよく主張したいのです!
え? 東京まで行けばいいだろうって? 関東圏なら四桁円で行けるところに地方からだと宿泊費まで入れたら六桁円までいきかねませんよ? さすがに二桁かかる金額が変わると躊躇しませんか? しないんですか……貧乏でごめんなさい……
いやね、マジできついんですよ、近所の書店は某宗教の教祖の本を大量に並べている零細店以外全滅しました。しかも県全体が東京に比べて発売日から二、三日後の入荷です。あるんですよ……買おうと思っていた本のネタバレに出会うことが……わかりますよ? エモい内容だったので共有したい、自然なことです。でもあなたが紹介しようとしている本、発売日より前に買えませんでしたか? もし買えたならきっと地理的に恵まれていますよ?
長々と書きましたが要する言いたいことはただ一つ。
『地方民にも文化に触れる機会をください(血涙)!!!!!』
長文失礼しました。