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第四十一話 ジャスリート家で自覚する新たな病


新年を迎えて新たな気持ちで・・・って。


リュームも領主も相変らずでございます。


 

 ご領主様を見上げ、ダグレスに視線を投げ掛けてから、また一度視線を下ろしました。


(抱えられていますね。身動きは取れませんよね?)

 ふむ、と冷静に状況判断してみました。

 ダグレスは、ルゼ様が呼んでいるから来いと言いました。

 ご領主様は、ルゼ様とフィルガ様にご挨拶したいと仰いました。

 ならば、ですよ。

 ご一緒すればいい話ではないですか!

 ひとりで納得してひとつ深く頷きました。


 リュームなど片腕で一抱えのご領主様の腕に両手を掛けて、そっと押しやるようにして促がします。


「あ・ぁのですね!あの、ごりょ・しゅまもいっしょに」


 どもり、もたつきました。

 その途端うわっと思い、固く瞳を閉じました。

 自分自身で驚いたからです。何故、言葉がうまく紡げないのでしょう?


 リュームの頭の中ではすらすらと滞りなく『ご領主様も一緒にルゼ様のところへ行きませんか?』とお誘いする図が出来ていたのですが、そんな。

 そんな、ささやかな理想すら遂行できないとは相変らず何事でしょうかね?


 おかしいですね。

 落ち着けば、もうどもったりなんてしないはずでしたのに。

 ほんの先程リハルド様とお話した時は平気でしたでしょうよ、リュームや?

 落ち着けば――そうです!落ち着きましょう。

 落ち着け・落ち着け・・・とまたもや自身に言い聞かせるように繰り返しましたが、いっかな動悸は治まりをみせません。

(この体勢のままで落ち着けるはずがありません―――!!)

 リュームはやっと気がつきました。遅い!

 いやでもあの宴が蘇るってものなのです。


 あの場は(とばり)がありましたからまだマシだったようです。

 今は何やら間近で視線を感じております。主にミゼル様のでしょうかね。

 何やら熱心に注視されているのだけは感じます。ひぃぃ!ですよ!

 無表情なのが、かえって責められている気がしてなりません!

 一方ディーナ様はといえばまた余裕の笑みで、ゆったりされていらっしゃるので読めません。

 ですが時おり視線を上に投げ掛ける時、嫌に鋭い光を宿らせているような?

 本当に本当にお願いですから、人目というものを(はばか)って頂きたいんですよ!


「あの、ごりょ、っ手を。どぅか、」

 ご領主様、人目もありますし、すみやかに解放願います!

「・・・・・・。」

 それなのに彼は無言のままです。

 それどころか身を上手くよじれないほど、ますます強く支えられてしまいました。


 うまく、うまくいきません。情けない!!

 あんなに練習して煩わせないように、少しでも貴婦人らしく振舞えますようにと思いましたのに。

 ご領主様はお怒りなのでしょうか?

 また、また、後で怒られてしまうかもしれません。

 オマエの存在は恥でしかないと罵られるやもしれません。


 かくなる上は・・・仕方がありません。

「ダグレス」

 うぅう――っと泣くのを堪えつつ獣サマなる彼に助けを求めました。

 この場でご領主様に太刀打ちできるは彼しかおりませなんだから。

 俺様に敵うのは獣様もしくは公爵様。

 リュームはそう結論付けておりますので、両手を彼に向って伸ばします。


「いい加減にしろ、若領主」

 放してやれ、とダグレスがごく静かに言いました。

 命令でもなく請うようでもなく、ただ哀れむかのように一言です。

「こうなってはオマエではかえってコレを混乱させるだけだと学習済みだろう?」

 告げながら組んでいた腕を解き、呆れたように腰に手をあて前髪をかき上げます。

「ダグレス?ダグレス・・・貴様か」

 わずかに驚きを含ませたご領主様のお声が張りつめます。少しばかりいい気味だと思いました。

 そうなんです。驚きますよね!

 ダグレスは何でも出来ちゃうんですよ、いばりんぼなのが玉に(きず)

「そうだ。我はダグレスだ。我を呼び捨てるなど!本来ならば嬢様以外許さぬものを・・・無礼者どもめ」

 再びダグレスが腕を組み、顎をしゃくりました。

 紅い目が眇められます。どうやらご領主様と睨みあっている模様です。


 まぁ、と細くもよく通るお声が発された途端、場が和らぎました。

「ダグレス。そんな風に言っては駄目でしょう?」

「ああ、嬢様。この無礼者どもを前に少々気が立ってしまい、思わず本音が漏れてしまいました」

 ダグレスは姿勢を正すと左手を胸に当て、ディーナ様に礼をとります。

 何てあからさまに態度が違うのでしょうか。

 ここまでくるといっそ清清しいと思います。見習いたくはありませんが。


「ダグレス、ルゼ様がお呼びなのね?リューム嬢だけかしら?」

「はい、さようでございます。嬢様」

「ですってよ。ヴィンセイル殿?ルゼ様のことだから、どこかでご様子を窺ってらっしゃると思うの。お分かりいただけますよね?わたくしの言わんとしている事が」

 ご挨拶はどうかリューム嬢を解放されてからと付けたし、にこりと微笑まれます。

 そのままリュームは、ディーナ様のか細い手に力強く導かれておりました。

 ほんの一瞬の沈黙の後、腰に絡む腕がゆるみました。

「ディ、ディーナ様」

 最高です。最強です!心の中で拍手喝采を贈りつつ、賞賛のまなざしで彼女を見ました。

 これまた見事な紅い紅い髪。ダグレスの眼といい、紅は最高の証のような気がします。


「こい、リューム。まったく世話の焼ける」

「はい」


 ダグレスにも(いざな)われ、リュームはご領主様の腕から擦りぬける事に成功しました。


「ダグレス、どうしましょうか。ご領主様、また、呆れられていらっしゃいますでしょうか?」

 こそこそと声をひそめ泣きつきます。

 背に痛いくらいの視線が突き刺さってなりませんから、振り返る勇気もありません。

「大丈夫だから落ち着け、いい調子だから」

 いい調子?このどこがでしょうか?とダグレスに尋ねる間もなくエスコートされてしまいます。


「微笑ましいでしょう?ダグレスはリューム嬢のお兄様気取りなの。危なっかしくて放っておけないみたいで。どうかされまして、ヴィンセイル殿?」


 遠ざかりながら、そのようなディーナ様のお声が届きましてございます。


 ・。:*:・。・:*:・。・:*:・。:*・。・:*:・。:*:・。・:*:・。・:*:・。・:*:・。・:・


「ルゼ。案の定だったから連れてきた。一時避難だ」


 ルゼ様のお部屋に向う途中の回廊で、ばったりです。

 どうやらルゼ様もお仕度が整い、皆様の下へと向われていたようです。


「まあまあ。どうされたのかしら、リューム嬢?あなたのお義兄さまはまたイジワルだったのかしら?」


「ちが・ちがぃます、その申し訳なくて。ままならなくて、また、彼に恥をかかせて」


「ああぁ・・・ゆり戻しがきたか。そうね、仕方が無い。根深いものね。何せ七年?だったわね。いいのよ。そんなに気に病まなくてもいいのよ?」

「ゆり、もどし、ですか?」

「そうよ。克服しようと、克服したと思っても、どうしたって昔の事を思い起こしてしまって元に戻ってしまうものなのよ。だから、ゆっくりでいいと思うわ。ね?」

「はい。ありがとうございます、ルゼ様。ダグレスも」

「いいのよ」「我はついでか」


 お二人の声がかぶりました。

 そうは言いながらもダグレスの言葉は笑いを含んでいます。

 かといってからかう様ではなく、何と申しましょうか。温かみのあるような?

 リュームも思わず涙を拭いながら、憎まれ口の応戦です。


「ついで、です。」

「言うようになったな」

「ありがとうございます」

「キサマ。」


 リュームの憎まれ口もなかなか上達しているようですね。満足です。

 そんないつもの調子を取り戻してから、お茶会の席へとルゼ様と戻りました。


 ・。:*:・。・:*:・。・:*:・。:*・。・:*:・。:*:・。・:*:・。・:*:・。・:*:・。・:・


 ルゼ様(いわ)く「お義兄サマは私に任せて色んな方にご挨拶してちょうだい」だ、そうでして。

 ダグレスはダグレスで「オマエの姉気取りの小娘は我が見ておこう」だ、そうです。

 何故でしょう?そんな必用なんてあるのでしょうか?

「はぃ?」と返事をしたは良いものの疑問いっぱいで、いまひとつ納得していないのが伝わったようです。


「これからは交友関係を広めて、貴女の見方も変わればいいと思うのよ。だからこういう機会を上手に利用して欲しいわ」

「そうだ。シェンテランの血筋ども以外とも話してみろ。特にあのメルシュア商会の若造あたりとな!」


 たたみ掛けるように双方から言われ、それもそうですねと頷きました。

「はぁ?そうですね~リューム、世間知らずでしょうから?色んな方とお話するのが、きっと勉強になりますよね?」

「そうそう!」「そうだ!」

 お二人にも頷かれ送り出せれた格好となったわけでございます。


 ・。:*:・。・:*:・。・:*:・。:*・。・:*:・。:*:・。・:*:・。・:*:・。・:*:・。・:・


「今日はあなたのお披露目に相応しい日ですね」

「お披露目、ですか?」

 リューム、お茶を入れる手を思わず休めてリハルド様を見てしまいました。

 何でしょうか。今日はまた、いやによくわからない事を言われる日ですね。

 その驚きがあまりに顔に表れてしまっていたのでしょうか。

 リハルド様が居心地悪そうに視線を外されました。

 不躾すぎましたね、すみません。

 すぐさま申しわけありませんと告げると、リハルド様も同じように頭を下げます。

 お互いぺこぺこ同じように、競うように頭を下げているのがおかしくて、思わず笑ってしまいました。


「そうですよ。そのための席ではないのでしたか?」

「ええと、あの。今日はルゼ様縁の方々を御もてなしする、お茶会と・・・うかがっておりますが」

「そうですか。表向きはそうでしょうが、これはリューム嬢を見せびらかしたい公爵殿の策略のような気がしますよ?」

「策略、ですか?まぁ。そのような事だとしても、ルゼ様に何の得があらせられるのでしょうか?何にせよ、お役に立てたら嬉しいですけれども」

「リューム嬢。ああ・・・貴女には敵わない。つまらない事を言いました。お許しください。不愉快でなければいいのだが」


「リド様とお話すると、そんなにどもらないのです。安心してお話できますから、その、お付き合い頂けるとありがたいのです」

「どもる、のですか?確か前にもそのような事をおっしゃっていらしたが、そうなのですか?俺には全く気にならない」

「あの、ですね。主にご、領主さま。義兄を前にすると緊張してしまって、上手く行かなくて呆れられてしまって。だからあまり他の人と話すなと注意を受けておりました、のです」

「そうでしたか。義兄殿は緊張して、俺ではその、そうでないと?」

「はい」


 リハルド様、お優しいから怒らないし。

 内心呆れていたとしても、ため息付いたり何てなさらないし。

 ご領主様とは違うのですー。なんてまさか言えませんが。


「ははは。リューム嬢、容赦ないなぁ。そこがまた魅力なのだが。まあ、惚れた弱みってヤツですね」

「ほ・・・!?」


 はぃぃぃ!?


 ご冗談が過ぎますよ、リハルド様!


「あの、ご冗談、」

「冗談などではありません」

 すっぱりと勢い良く、リュームの言葉は切られました。

「本気です」


 ――正気ですか?


 シェンテラン家の養女といえども、生まれは身分なんてあっても無いに等しい庶民寄り。

 しかも全ての色彩をつぶすとされる、闇をまとった黒髪に黒い眼の『カラス娘』。

 おまけに病弱から脱却しつつこそありますが、脆弱極まりない身体。


 リハルド様はリュームが何たるかを、まだあまりご存じないからですよ。


 失礼を承知でお尋ねしとうございます!

 ですが流石のリュームもそんなご無礼なマネは致しませんよ。心の中だけに留めます。


「だが俺はあなたがどもろうとも、何を話されようともちっとも不快に思ったりなどしません。むしろ嬉しく思います。少しでも打ち解けてくつろいでくれるのならば光栄です、リューム嬢。たくさん、あなたの話が聞きたい。どんなことでもいいから」

「あの、わたくしはその、学も無く話題も狭くてそのツマラナイことしか」

 あぅあぅあぅ。

 そんな呻くような調子で早速へどもどしてしまいます。

「リューム嬢。どうかそのような事は仰らないでいただきたい。貴女には想う御方がお在りのようだ。それを承知の上でも俺は貴女に申し込みたいのです。どうか。このリハルド・メルシュアを一人の男として見ていただけないだろうか?」

「あの、わたくしは」

「貴女が感じるよりも、リューム嬢を想う者がいる事を考えたことはありませんか?失礼を承知で言わせていただきたい。リューム嬢が想う方は貴女を大切に、きちんと一人の女性として扱われていらっしゃるのだろうか?そうでなければ――」


 真剣な眼差しに、これ以上ここにいてはいけないと強く思いました。


(聞きたくない・・・これ以上!)


 リハルド様が必死に言葉を並べている様を、どこか人事のように眺める自分に驚きました。

 この方は何を言い出すのでしょうか。

 信じられない気持ちで彼を虚ろに見返します。

 そうして言われた言葉を繰り返します。


『貴女を大切に、きちんと一人の女性として扱われていらっしゃるのだろうか?』


 そんな事、お答えするまでもあり、ません・・・・・・!!


 そりゃあ、そう望んでおりますとも。

 いつか必ず自立した女性になって、あの方からあんな目で見られない自分になるんだっていう切なる野望が!


 リ ュ ー ム を 想 っ て 下 さ る 方 は あ の 方 で あ っ て 欲 し い の に 。


『貴女を大切に、きちんと一人の女性として扱われていらっしゃるのだろうか?』


 人様から見ても、そう疑問を抱かずにはいられない扱いだって事でしょうか!?


 瞬間、全身が強張りました。


「嫌っ!」

 口から飛び出した拒絶の言葉の鋭さに、リューム自身が驚きました。

 気付けば席を立っており、表情を強張らせたリハルド様を見下ろしておりました。

 驚きのあまりでしょうか。それとも気分を害されたためでしょうか。

 当然のことながら、彼の眉間は寄せられており、口元は苦々しそうに歪められておりました。


「あの、その!すみません、少し、失礼致しますっ」


 こ、この場にいるのがいたたまれません。

 リハルド様。リューム申しわけありませんが、逃亡させていただきます!


 ・。:*:・。・:*:・。・:*:・。:*・。・:*:・。:*:・。・:*:・。・:*:・。・:*:・。・:・


 テーブル席から少し離れた木陰に(たたず)みます。


「リューム」


 名を呼ばれたので振り向くと、ミゼル様が駆け寄って来られました。

 それに少し遅れて、ご領主様も一緒にいらっしゃいます。

 不覚にも声を上げて泣き出しそうになりました。


『貴女を大切に』


 いい加減振り切るために、ぶんっと頭を振ります。

「リュームぅ」

 飛び込んできたミゼル様をそのまま抱きとめ、金の御髪を撫でました。


「ミゼル様、お疲れになったのですね」

 今日はたくさんお泣きになりましたし。

 それに張り切ってたくさんご挨拶して回られていましたから。

「ん、そんな事無い。リュームと一緒にしないで」

 ぎゅ、とミゼル様は抱きついたままで顔を上げようとはしませんでした。

 無言のまま、幾度か背をさすりながら抱き返します。

「ええ、ミゼル様。リュームは少し疲れてしまいました。だから、少し休みたいのですが・・・構いませんか?」

「しかたないわね。倒れるといけないものね」

「ですからミゼル様もご一緒に付いて来て下さいますか?」

「いいわ。仕方が無いわね」

 ヴィンセイルも。とミゼル様は手を伸ばされました。

「リュームをちゃんと見ていてやって。やっぱり危なっかしいから」

「同感だ」

「ええと」


 ミゼル様を真ん中に手を繋ぎながら、三人で客室を目指しました。


 ・。:*:・。・:*:・。・:*:・。:*・。・:*:・。:*:・。・:*:・。・:*:・。・:*:・。・:・


 ミゼル様を寝かしつけてから、リュームはそっと寝室を出ました。

「ミゼルは眠ったのか?」

「はい。お休みになりました」


 隣室でお待ちいただいていた、ご領主様と視線がぶつかります。

 途端にここの所、悩まされている症状が一気に起こりました。


 動悸・息切れ・めまいに加えて顔の火照り。

 どうやら、リュームは新たな病に侵されているようなのです。


「そうか」

「あの、もう少しお待ちいただいてもよろしいでしょうか?」


 椅子に腰掛けたままのご領主様に、恐るおそる尋ねました。


「あの、ご領主様からお預かりした上着を、お返ししたいのですが、その」

 肝心の上着が見当たらないのです。


「後でいい」

「確かにここに」

 置いたはずなのですが。

 なおも諦めきれず室内を見渡します。

そんなリュームを、ただ眺めていたご領主様も立ち上がりました。

「どこに?」

「ええと、その・・・」


 ない?

 無い。上手く行かない。

 そう思ったとたんに涙が零れ落ちそうになりました。


 うっと言葉を詰まらせ、飲み込みました。

 泣いてはなりません、また煩わせてはなるものかなのです。


 振り返りざま、見事なまでに彼に腕を取られておりました。

 そこの、と指し示すべくためにと伸ばしたはずの腕は、また上手い具合に自ら彼に差し出す格好となったわけでして。

 嫌な予感。

 どうしたって身体がすくみまして、そうそう機敏に動く事などできやしません。

 そのまま、そのまま――。


 彼の腕の中に閉じ込められたあげく、首の後ろを支えるように掴まれてしまいました。

 嫌でも彼の表情と真正面から向き合わねばならない状態です。ひー!!


 リューム、と唇が音も無く形作られる様を目の当たりにします。


 気恥ずかしくて視線を横に泳がせますが、彼の動向が終えなくなる分、余計な恐怖を煽ります。



あけましておめでとうございます!


後から読み返してなんだこの挨拶とか思ったりもするのですが、あえて。


今年もよろしくお願いします!


『今年こそ完結だな、目標。』


身内に先程、言われました。

君に言われるまでもないよ!ああ!


ちなみにコレの(仮)タイトルは次回に持ち越し・ネタバレ~ですよ。また。






『卑怯だろう、領主。』


まさにそのままのないようですだ。



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