0 【召喚されたのは】
とある一人の少女は突然自分に起こった状況が全く理解出来なかった。理解が出来ない、と言うより自分を中心に起こっている真っ白な煙で自分の周りが見えないのだ。
「今回は大丈夫だろうな。もし、前回のような高飛車で役に立たん使者を召喚したら貴様の首は…」
「だ、大丈夫です。今回は前回と違い召喚の媒介も上等な物を使用しましたので!」
煙の向こうからする男性と思われる声の主に少女は目を凝らす。徐々に煙は薄れ
その少女が目にしたものは…
「おぉ。今回は随分と上等な姿の…」
「典型的な威厳あるっぽい王様姿に顔見えないフード魔術師っぽい姿…。うわやだ興奮する…。」
興奮からか頬を微かに紅潮させ、目を輝かせながら口元に手を当て早口にそう言った少女に、その場に居た全員が思わず「は?」と口にした。
言霊遊戯の初めての連載小説となる為、色々拙い部分や人によっては不快を感じさせてしまう可能性があるかもしれませんが、出来るだけ読者様に楽しんで頂けるよう努力致しますので宜しくお願いします。
そしてこの小説は本当に作者と主人公の欲に忠実なだけのお話なので、そこの所はご注意下さい。
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