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8話

「それにしてもお兄ちゃんが無事で良かったよ~」

「本当に心配したにゃ~」

「ありがとう、心配かけちゃったよね……」

もうこのやりとり今日五回目だけどね(笑)

「あっ、そうだ実は2人に聞きたい事があったんだった。」

「何お兄ちゃん?」

「何にゃ?」

「うん、実はね俺が誘拐された時にかわからないんだけど、いつの間にかポケットにこんなブローチが入ってたんだけど……何かわかる?」

キラキラ朱色に光ってる金属のような鉱石のような物がはまってる金のブローチをそっと取り出して2人の前につきだした。

「こ、これは!」

「うーんにゃ……はっ、まさかにゃ!?」

「えっ、2人ともこれが何か知ってるの?」

いきなり手応えありか?

「「知らないかもっ 知らないにゃっ」」

「は?」

???

「ごめんね~、ブローチ持ってるお兄ちゃんが可愛くてからかっちゃった~」

「ごめんなさいにゃ~ 流れに乗っちゃったにゃ~」

「……」

はめられた……くっそ、こっちはこのあやしいブローチが気になって仕方ないってのに、ん?てかなんでこのブローチが俺は、そんなに気になってるんだ??

「お兄ちゃんごめん!怒った?本当にごめんね!」

「ご、ごめんなさいにゃー 嫌わないでにゃー」

「あ、ぁぁ、違うちがう、ちょっと考え事しちゃってたごめん」

ちょっとぼーっとしちゃってたな、反省。

「ううんこっちこそごめんね、」

「ごめんなさいにゃー」

「いいよ、てか何か謝ってばかりだね(笑)」

「う、うん……不意打ちで笑顔のこんなに可愛いお兄ちゃん反則だよぉ……」

「翼くんっもう我慢ならないっ、今夜翼きゅんをおかっ おかっ、てごめにするにゃー」

「うおわぁっ」

サツキちゃんが抱きついてきた、あっ背中に柔らかい二つのふにふにが……。

「変態バカサツキ! させるわけないでしょ!」バキッ

「ふにぎゃっ」

あっ、なんか今サツキちゃんから女子が出しちゃいけないような悲鳴を出しちゃったような。あれでもこの世界は性の価値観が逆転してるからありなのか? でも見た目的に違和感ばりばり?

「妹ちゃんストップストップー、サツキちゃん白目むいてるから」

「……お兄ちゃん騙されないで! サツキがこの程度で……」

「隙ありにゃー、むぎゅっフフフ背中を無防備にさらすなんて、翼君は大胆にゃ~」

「あぁんっ」ぁっ、あああぁぁーーーー、が、がっぽいされたぁあああ、う、後ろからがぽがぽ、大事なところ股下からむぎゅってされたぁぁぁあ、くっそぉおおおお、変な声がでちまったじゃねぇかぁーー、はっ恥ずかし過ぎるぅううう。

「へ、変態バカツキッ……つ、ついにお兄ちゃんにににに、ヤヤヤヤ、ヤラカシタワネ……」バチバチバチッ

「ま、待って、ただのスキンシップっ そう、ほんの出来心、だったみたいな~にゃんて 」

「…… 」

「目、目がまじにゃっ、ハイライトが消えてて怖いかにゃーって……」

妹ちゃんの能力が漏れでててアスファルトが焦げはじめてやがるっ、これはやばい、焦げはじだ、焦げはじっ、

「妹ちゃんストーーーップ」

慌てて妹ちゃんを後ろから羽交はが()めにする、

あっ今の俺、見た目は前の世界なら完全に犯罪者だっ。

「お兄ちゃんトメナイデ、ヤツを……、ザヅギヲ、ゴロゼナイッ」

ヒエッ、い、妹ちゃんまさかのヤンデレ属性持ちだったの!?

「しょっ、正気に戻るんだ妹ちゃんっ」

「……ッ遠隔発動 雷槍ライソウ……ッ」

「さ、さすがに死ぬのはごめんにゃーっ 能力発動ッ 突然変異-メタモルフォーゼ猫又-にゃッ 」

くっそサツキちゃんまでっ、ってあれ猫耳だと……?

もうサツキちゃん俺の嫁でいいんじゃ?(錯乱)

「遠隔演舞ッ雷雨の息吹らいうのいぶきッ」

猫又妖術ねこまたようじゅつ影渡かげわたりにゃっ」

うおっ、さらに激戦になってやがるぅぅうう、どうするよこれぇえ。

「ちょっとさすがにやばいって、落ち着いてって、ズゴンッ、ああもーっ! っごめん妹ちゃんっ、能力発動!液体効果十倍っペロンっペロペロ」

「はぁぁあああああんっぁああああんっーーーっ、きゅ、キューーー。 」

「おおっと」

妹ちゃんが失神して足腰が立たなくなっちゃったので慌てて後ろから羽交い締めの状態から手を移動して胸の下に交差して抱きかかえる、あっ、右手だけ位置間違えておっぱい鷲掴みしちゃった。

「~~~ッ」ジワァ……。

あぁぁあ、妹ちゃんお漏らししちゃってる~~。

くっそ~、まじやらかした~。

前の世界だったら完全に終身刑ものだ……、

妹のほっぺたをペロペロと舐めて、胸をわしづかみ、失神させて失禁させる、まとめるとまじでやばいな……。

「って、サツキちゃん何物欲しそうに見てるの!

ちょっ、手伝って!」

「にゃっ、てててて、手伝うってもしかしてにゃにゃ……」

頼む~これ以上、場を荒らさないでくれぇ~。

「ちげーからっ、そうじゃなくて、とりあえず能力解いてこっちきて、妹ちゃんの介抱かいほうてつだって」

「あっ……わ、わかったにゃー」

「うん、ありがと」

はぁ~このりないなぁ~~。

……。


【side謎の黒フード 】

「こちらA1(エーワン)……、対象の体液DNAを確保……テレポートの回収を求む……、能力発動……認識倒錯-クリーンノイズ- ……。」

りょう、テレポート、対象、日本東京ニーホントーキョー2-5558地点、座標、大中華連合9985443地点、それでは帰還をお願いします。A1(エーワン)様、」

「……りょう。」





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