3限目 節分
節分してるとき考え付いて、即興で作ったので今まで以上に駄作ですが…
まぁみてやってください。
「皆ー、盛り上がってますかー」
━━いぇーい
「テンション上がってますかー」
━━いぇーい
今日は貧乏学園の奇怪イベントの一つ、『豆撒き大戦』があるのだ。
このイベントは2月3日、福を呼び込むことよりも、鬼を祓うことよりも、豆を食うことに意義がある。
1人1人が学校から支給された年齢分の豆を撒き、撒いた後にいくらでも食べて良いという本来の節分とは若干、いや相当逸脱したイベントである。
「皆ー、豆食べたいですかー」
━━いぇーい
校長の問い掛けに律義に答える生徒達。とにかく早く豆が食べたいのだろう。
「えーごほん。 では生徒の皆さんは担任から豆をもらってください」
校長の指示通り我らは担任の波田源内先生(通称ハゲ先生)から豆を承った。
僕は14歳なので14個豆をもらった。
「えーでは皆さん、用意はいいですかー」
空気が張り詰める。
「ではいきますよー、オニはー外ー」
全員一斉に豆を投げる。
これは後で拾いあうのだから皆自分の目の前に豆を投げる。
鬼を外へ追いやる気はさらさら無いみたいだ。
「福はー内ー」
やはり目の前に投げる。
そしてこの掛け声を9回繰り返したところで高等部も終わった。
そして空気が一層張り詰める。
皆戦闘態勢になる。
「ではいいですかー。 では、豆を拾ってたべてくださーい」
━━うぉぉぉぉぉぉぉぉ!
生徒達の怒声が一気に校庭内に広がる。
皆豆を取るために身を削る。
後ろから後頭部を殴打され、昏倒する生徒。
明らかなムエタイ技を放って次々と生徒を倒していく生徒。
仲良しこよしなイベントではない、これは明らかな抗争。
豆を欲す者同士のぶつかり合い。
そこに秩序など存在せず、あるのは狂気のみ。
ちなみに僕は校庭の端っこで巻き込まれないように座っている。
とりあえず豆を15個確保したのでもう戦いたくないし。
今は完全にプロレス観戦気分である。
「ていうかさ、豆って年齢分食うんじゃないのかよ……」
迂闊だった。
戦争している生徒達の視線が俺に集まる。
「え、あの、すいません……」
「テメェ……それは言っちゃいけないやつだろーが!」
この後僕が全校生徒にリンチされたのは言うまでもない。
これは節分にあわせて考え付いたものなので
急いで作りました。
結局日付かわってしまいましたけど。
まぁこれからも暖かい目で見守ってやってください。




